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初心者にやさしい関東の日帰り登山ルート。計画立てて山へ行こう!

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初心者にやさしい関東の日帰り登山ルート。計画立てて山へ行こう!

「体力がないから山に登る自信ない…」「遭難とか怖そう…」など、登山は未経験者からすると距離が遠いイメージをもたれてるようです。実際そのような感想を聞いたこともあります。

しかし、登山と言ってもハイキング感覚のコースやロープウェイを利用して頂上周辺を歩くといった山もたくさんあります。登山に興味あるけどまだ自信がない方はそういった登山ルートを選び少しずつ慣れていくのがおすすめです。

今回は魅力的な低山も多い、関東にある初心者にやさしい登山ルートをご紹介します。



日帰り登山でも十分な計画と装備を準備しよう

初心者にやさしい関東の日帰り登山ルート。計画立てて山へ行こう!

低山の日帰り登山とはいえ計画はしっかりと

旅行の計画を立てるのと同じように登山でも計画を立てます。計画を立ててる時間は楽しいひとときですね。

どんなルートを歩くのかがイメージできるよう事前の情報収集が安全登山への第一歩です。登山計画を立てるポイントを順を追ってご紹介します。

①どの山に行くのか決める

まずはどの山を登るのかを決めます。初心者の方でよくわからない人は登山経験者の意見や本を参考に選ぶのがよいでしょう。中には初心者にやさしくない登山ルートを初心者向けと紹介しているものありますのでご注意ください。最初に参考にする項目は下記2つになります。

・往復にかかる時間(3~5時間を目安に)
・標高差(200~300mがおすすめ)

慣れてきたら少しずつ幅を増やしていくのがおすすめです。

②その日の天気やルートをチェック

テレビの天気予報で晴れだったとしても、山の天気も晴れとは限りません。街と山の天気は違うものと意識することが大事です。山の天気情報は色々なサービスがありますので「◯◯山 天気」と検索してみてください。

無料のサービスでは「てんきとくらす」や「天気.jp」などが人気ですね。さらに詳しく知りたい方は有料アプリを利用するのもいいですよ。

③出発と下山の時間を設定する

計画で一番大事なのは出発時間と下山時間を決めることです。下山時間は日が暮れる前の15時を目安としてするのが一般的です。そこから逆算すると何時に出発するのが良いのかが決まってきます。

登山ルートにはポイントがありますので、各ポイントや頂上に何時に着くのがベストなのかも把握しておきましょう。「YAMAP」や「山レコ」などの地図アプリを活用するとおおよその目安が定まってきます。

④装備や持ち物を確認する

山と時間が決まったら装備や持ち物をチェックします。登山靴、ザック、レインウェアなど基本装備がおさえておきたいところですが、観光地化されている山なら全部揃ってなくてもいいでしょう。

こちらの記事では持ち物リストがダウンロードできるようになっています。日帰りと泊まりで必要なものを分けていますので参考までにチェックください。

⑤登山中はタイムマネジメントを意識する

登山中は計画通りの時間にポイントを通過しているかチェックしながら歩きます。地図アプリを利用していればリアルタイムで自分の位置がわかるよいになっているのでとても便利です。

出発時間が予定より遅くなってしまったり、天候が悪くなりそうなら引き返すという選択も必要です。

⑥下山後、疲れた体をセルフケア

何事もなく下山できたら温泉に浸かったり、マッサージするなど疲れた体を癒してあげてください。登山は2,000kal以上消費するといわれており、体に大きな負荷がかかっています。ストレッチや足のマッサージでケアをすると回復が早くなります。

初心者向け関東の日帰り登山ルート

初心者にやさしい関東の日帰り登山ルート。計画立てて山へ行こう!

レベルに応じた登山が楽しめる「高尾山」

高尾山は世界一の登山客数を誇る関東の名山です。その標高は599mと低く、普通のスニーカーでも登るのは苦ではないと言われています。

高尾山にはいくつかのコースがあり、コースによってはやや上級者向けのところもあります。麓の参道や山中、食事ができるお店も多く存在しますが、特におすすめの施設や、見どころを簡単にご紹介していきます。

緑と水が織り成す、東京屈指の癒しスポット「御岳山」

東京都青梅に位置する御岳山は、山岳信仰で有名な霊山です。ケーブルカーで登った後の沢沿いを進むロックガーデン周遊は標高差が100m弱のゆるやかなコースで、ハイキング感覚で楽しむことができます。

霊山なので、寺や神社の僧が利用していた宿坊がいくつかあります。一般の登山客も有料で泊まることができるという、関東圏では珍しい特徴があります。

春の訪れを知らせる蝋梅が美しい「宝登山」

宝登山は埼玉県秩父郡長瀞町に位置する標高497mの低山です。山頂までロープウェイで気軽に登ることもできます。

ロープウェイ山頂駅の周辺にはロウバイや梅園、動物園や、歴史深い宝登山神社の奥宮があります。登った後、名峰「武甲山」をはじめとした秩父連山を望む景観も見どころです。登山以外にも様々なアクティビティにも富んだ名山と言えるでしょう。

体力が必要な中級者向き「鍋割山」

実は全国に鍋割山という名の山はいくつかあり、関東では他に奥多摩に同じ名前の山が存在しています。今回は、神奈川県の丹沢山地にある鍋割山についてのご紹介です。

標高差があり、急登が続く箇所があるため体力が必要です。ある程度経験を積んでから挑戦することをおすすめします。頂上では名物の「鍋焼うどん」を販売しています。道中ではブナの原生林を一年中楽しむことができます。

まとめ

今回ご紹介した山以外にも奥多摩や秩父、丹沢など関東には電車でもアクセス可能な山がたくさんあります。近年のアウトドア人気も相まって自然を楽しむアクティビティは広まってきています。

雑誌やネットなどで調べれば、どれくらいの山レベルなのかはわかりますので、最初は登山口から3~5時間で往復できるルートを選ぶことをおすすめします。慣れてきたら行動範囲を広げて、自分の好きな山を見つけてみてはいかがでしょうか。

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