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登山で使う寝袋(シュラフ)の選び方。対応温度や収納性をチェック!

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登山で使う寝袋(シュラフ)の選び方。対応温度や収納性をチェック!

日帰り登山に慣れてきたら宿泊登山にもチャレンジしてみたくなるものです。寝袋(シュラフ)で寝るなんて想像しただけでもワクワクしてきますね。

適した寝袋であれば体力を回復させ、安全な登山をサポートしてくれます。寝袋を背負って登るとなると大きさや重さも気になりますね。今回は素材や対応温度などを含め初心者が寝袋を選ぶポイントを特集します。



寝袋はテント泊登山なら必須

登山で使う寝袋(シュラフ)の選び方。対応温度や収納性をチェック!

テント泊の登山には寝袋は欠かせません。寝袋はでシュラフとも呼ばれており、ドイツ語の「眠り」という意味です。自分にぴったりの寝袋を選んで快適な眠りを手に入れたいものですね。

寝袋の形は体をすっぽり包み込む「マミー型」とブランケットとしても使える「レクタングラー型」の2種類あります。マミー型は、人が入るとミイラのように顔以外がすっぽり包め、防寒性が高いのが特徴です。

過剰なスペースが必要ないのでテントでも使いやすいです。レクタングラー型は縦封筒の形をしているので普段の睡眠姿勢を保ちやすく、通気性があり寝返りも打ちやすいという特徴があります。ブランケットとして使うなど、さまざまなシーンで活用できます。

混雑するシーズンには、有人の山小屋に宿泊するとしても寝袋を持参した方がいい場合もあります。人が多いと一つの布団に2~3人が一緒に寝なければいけないことがあるからです。

無人の山小屋に宿泊する場合は布団がない、あっても使えないほど汚いなどの理由で、寝袋を使って雑魚寝しなければいけないことがあります。

寝袋選びは素材と対応温度をチェックしよう

寝袋の素材の種類

①ダウン

ほとんどの寝袋がダウン素材です。軽くて保温力が高い特徴があります。柔らかくて寝心地もいいです。濡れると保温力が落ちるというデメリットがありますが、防水対策をすれば問題ないでしょう。連続使用すると湿気やすく、乾きにくいです。価格は高めです。

②化学繊維

ダウンと比べると重く、保温力は劣りますが、水に濡れても保温力が落ちにくい、連続使用しても湿気を溜め込まないのが特徴です。乾燥しやすく、価格も安いというメリットがあります。

③ハイブリット

ダウンと化学繊維の特徴を活かして組み合わされたハイブリット型寝袋も登場しています。水に強い化学繊維を外側に、体に触れる内側にダウンを詰めた寝袋や、両方の重さと保温性を調整して混合させた寝袋など、さまざまなタイプがあります。

*外側の生地

寝袋の生地はナイロンやポリエステルが使われていることが多いです。火の粉やバーナーなど火に弱く、石のような尖ったものですぐに穴があいてしまい、ダウンが飛び出してくることがあります。ハイエンドモデルは引き裂き強度、耐摩耗性に優れた特殊なナイロン繊維でできています。

体温を調整する対応温度が一番大事

寝袋(シュラフ)を選びときに注意するのは「限界使用温度」と「快適使用温度」をチェックするようにしましょう。

快適使用温度:この温度域レベルまでの使用であれば、温かく快適に眠ることができる
限界使用温度:この温度での使用はおすすめないが、工夫次第で使用可能

これらのうち、特に初心者は「快適使用温度」を基準にして寝袋を選ぶことをおすすめします。寒くて眠れないと体力が回復せず、次の日に安全な登山をすることが難しくなるからです。

ほとんどの寝袋には快適使用温度(コンフォート)、使用限界温度(リミット)と表記されています。ヨーロピアン・ノームというEU諸国による工業製品の基準となるものです。コンフォートは一般女性が寒さを感じることなく眠ることができる温度、リミットは一般男性が寝袋の中で丸くなり8時間寝られる温度とされています。

あくまでも目安ですが、夏用なら使用限界温度5~10℃前後、3シーズン用で使用限界温度-5~5℃前後が扱いやすいでしょう。初めて買うなら使用限界温度0℃前後の寝袋を選んでおけば長く使えるかもしれません。

自分が行きたい山や季節、目的などを考え、快適使用温度を参考にして寝袋を選ぶといいですね。さらに体感温度は人によって異なるので、自分の体質に合わせることも心がけましょう。

登山用寝袋選びのポイント

登山で使う寝袋(シュラフ)の選び方。対応温度や収納性をチェック!

コンパクトに収納できる寝袋を選ぼう

宿泊登山に寝袋は欠かせないとはいえ、登山中は使わないアイテムです。登山の負担を軽減するためにもコンパクトで軽量であることは重要です。

ダウンは潰して空気を抜くことができるので、コンパクトに収納することができます。化学繊維は濡れに強いですが、ダウンと比べるとやや重量もありかさばります。

夏用の寝袋はコンパクトに収納すると2Lのペットボトルくらいの大きさになります。3シーズン用、冬用は中綿が多いので収納時は夏用よりも重く、大きくなります。

素材だけでなくメーカーによってもサイズが異なるので、自分に合った寝袋を選ぶようにしましょう。実際に登山用品店に行って、試してみると良いでしょう。

ネットショップの方がサイズやカラーが充実していることがあります。サイトで購入する場合は、サイズや重量などしっかり確認してから購入しましょう。

最初は3シーズン使える寝袋がおすすめ

寝袋には夏用、3シーズン用、冬用の3種類があります。夏山であっても山の上は地上とは異なるので肌寒く感じるものです。

初心者だとどれを買ったらいいか迷いますよね。最初に買うなら3シーズン用がおすすめです。宿泊登山に慣れてきて、自分の登山スタイルが決まってきたら、適した寝袋を追加購入すると良いでしょう。

なぜ初心者に3シーズン用がいいかというと、寝袋の中の温度が調整しやすいからです。もし暑いと感じたらジッパーを開けたまま使用します。そうすれば熱がこもりません。それでも暑い場合は、掛け布団や敷布団のように中に入らないで使うことができます。

寒いと感じたら持っているウェアを全部着て、ジッパーを全部閉めます。そうすることで熱を閉じ込めて温かさを保つことができます。

迷う場合は寝袋をレンタルすることも可能

寝袋は決して安いものではありません。買ってから後悔したくありませんよね。どれにしようか悩むなら寝袋をレンタルしてみるのも有りです。

いろいろ気になる寝袋を試してみて、自分に合ったものを購入すれば、納得して気に入ったものを長く使うことができます。

そんなに登山に行かない人にとってはレンタルする方が安く済み、メンテナンスもしなくていいので楽です。家族や友人とセットでレンタルすれば割引してくれるお店もあります。

気になるレンタル料ですが、2,500~7,000円くらいです。初心者がお試しで使うレベルのものであれば5,000円前後でハイスペックの寝袋をレンタルできるでしょう。山小屋に泊まるよりもずっと安く済みます。

まとめ

寝袋(シュラフ)はテント泊登山や避難小屋で泊まる計画の登山では必要な道具です。

「限界使用温度」「快適使用温度」をチェックして、できるだけ軽くてコンパクトなものが良いでしょう。機能性が上がるとお値段も上がりますが、長く使うことや身を守るためと思えば納得いくものだと思います。

最初は3シーズン用の寝袋(シュラフ)を購入しておき、冬はハードルも高いため、温かい7~9月ごろにデビューするのがおすすめです。

寝袋と一緒に下に敷くマットの購入も忘れずに!

▼3シーズン適応した寝袋(シュラフ)

▼寝袋(シュラフ)の下に敷くマット

▼山ハレ鳥トケ編集長の里山トラベル

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