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東京から電車やバスでアクセスできる日帰り登山。山の選び方と持ち物の目安

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東京から電車やバスでアクセスできる日帰り登山。山の選び方と持ち物の目安
大自然の中できれいな景色や植物に癒やされ、軽く汗をかいたあとは温泉と食事で元気をチャージ!日帰り登山なら、一日で山の魅力をたっぷり楽しめます。

登山と聞くとハードなイメージがあるかもしれませんが、関東近郊には気軽にアクセスできてハイキング感覚で楽しめる山が多いんですよ。

この記事では、日帰り登山の魅力と東京から日帰りで行ける登山スポットを紹介します。



一日にギュッと詰まった日帰り登山の魅力

東京から電車やバスでアクセスできる日帰り登山。山の選び方と持ち物の目安

低山でも素晴らしい景色を楽しめる

日帰り登山は、朝に麓を出発して山頂まで登り、夕方までに下山するので、コースタイム5時間ほどにおさまるくらいの低山がメインです。

テントや山小屋に宿泊する登山と違って、休みが1日あれば行けます。持ち物も少なくてすむので、体力に自信のない登山初心者や、軽く運動してリフレッシュしたい方にも最適です。

もしかすると「日帰りできる程度の低い山だと、きれいな景色が見られないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは誤解です。

標高の低い山でも素晴らしい眺望を臨める山が数多くありますし、ロープウェーやケーブルカーを利用して標高の高い山にアクセスできるところも。気軽に景色を楽しめることが日帰り登山の魅力です。

下山後の食事やお酒、温泉が最高

「キンキンに冷えたビールを飲む!」
「温泉に入って疲れを癒やす」
「街歩きをしてその土地の美味しいものを食べる」

など、下山後に待っているイベントを楽しみに登る方も多いのではないでしょうか。

日帰り登山といえど何時間も山を歩いているので、登山口まで下りてくると一気に緊張がほどけて、急に足の疲労を感じたり空腹に気づいたりするもの。そんな下山後の温泉や食事はまさに至福の時間ですよね。

電車やバスでアクセスするのであれば、最寄り駅周辺の通りを散策して珍しいグッズやお土産を探すのも楽しいものです。

その土地にしかない里山ならではの地産料理やお土産など、日帰り登山であれば計画も立てやすいので、近くに温泉や食事ができる施設を事前にリサーチしておくのがおすすめです。

日帰り登山の持ち物や行程の目安

東京から電車やバスでアクセスできる日帰り登山。山の選び方と持ち物の目安

日帰り登山に必要な持ち物

日帰り登山と言ってもタウン着ではなく、登山靴やザックなどの基本装備はもちろん、水や行動食などの持ち物を準備しましょう。必要な持ち物は、事前にリストアップしておくと忘れ物を防げます。
日帰り登山であっても自然の中では、ケガや遭難、天候の悪化など予期せぬトラブルがあるもの。例えば、レインウェアやヘッドライト、コンパス、防寒着などは、日帰り登山では使わない可能性がありますが、必ず持っていきましょう。

天候が悪化したときや日が暮れてしまったとき、遭難してしまったときに、携行しているのといないのとでは大きな差が出ます。万が一に備えて持ち物を省略しすぎないよう注意しましょう。

また、持ち物にガスバーナーやコッヘルをプラスすれば、山ごはんを楽しむことも。お湯を入れるだけで作れるフリーズドライ食品は手軽に食べられるのでおすすめです。

こちらに持ち物リストを用意してます。選んだ山の難易度によって必要な物をカスタマイズください。

◎が必須、◯は必要が有れば持っていく、△はどちらでも良いとなっています。日帰り、泊まりとそれぞれ分けていますので参考ください。あくまでも目安ですので計画に合わせた登山装備や持ち物をチェックください。

※画像クリックでPDFダウンロードが開始します

持ち物をリスト(HIKESver1.0)

体力と季節に合わせて無理のない山を選ぶ

日帰りで登る山を決めるときは、自分の体力レベルに合った山を選ぶのがポイントです。ガイドブックやWebサイトなどで行きたい山のイメージをふくらませたら、山の基本データを見て自分のレベルに合っているか、登るのに適した季節なのかを確認します。

山行時間は、低山であっても昼には頂上に到着し、午後は下山(15時目安)できるのが理想です。標高差600m以下で、全行程が3~4時間程度におさまるコースがおすすめ。登山口にアクセスするまでの移動時間、電車・バスの最終時刻も確認しておきましょう。

初心者は人気がある訪れる人が多い山を選ぶと、登山道が整備されていて歩きやすいです。登山者が多いと道迷いを防げますし、万が一のときも安心できます。

電車やバスでアクセス可能な東京近郊にある日帰り登山スポット

東京から電車やバスでアクセスできる日帰り登山。山の選び方と持ち物の目安

レベルに合わせた登山が楽しめる「高尾山」

東京都八王子市にある高尾山は、新宿から電車でわずか1時間ほどで行ける人気の山。ケーブルカーやリフトを使って気軽に楽しめるコースから本格的な登山道まで7種類のコースがあり、レベルに合わせた登山が楽しめます。

下山後は高尾山口駅併設の「京王高尾山温泉 極楽湯」で疲れを癒すことができます。

四季折々の植物とつるつる温泉が魅力「御岳山」

東京の奥多摩に位置する御岳山は、山頂に「武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)」のお社がある、山岳信仰の山です。

天気がよければ富士山やスカイツリーが望め、夏はレンゲショウマの群落が見られます。少し足を運ぶ日の出山経由のコースを辿るとお肌がつるつるになると好評の「つるつる温泉」がありますので、下山後の温泉を楽しみましょう。

春が待ちと通しくなる「宝登山」

埼玉県の長瀞町にある「宝登山」はロープウェイで山頂まで気軽にアクセスできる山です。冬から春にかけてロウバイ、桜、梅、ツツジ、シャクナゲなどの見頃が次々と訪れ、秋には紅葉も楽しめます。

山頂からは秩父盆地と秩父連山を一望できる展望スポットでもあり、1年を通して見どころのある花の山です。

日本百名山の一つ「大菩薩嶺」

山梨県にある「大菩薩嶺」は、深田久弥の日本百名山に選ばれている標高2057mの山です。2,000m級の山でありながら高低差は600m以下なので、初心者でも日帰り登山できる百名山です。

「大菩薩嶺」の醍醐味はなんといっても稜線歩きが魅力的。稜線上では天気が良ければ富士山や南アルプスの絶景を見渡せますよ。

体力に自信がついたらチャレンジ「塔ノ岳」

神奈川県の丹沢山地にある「塔ノ岳」は都心から電車とバスでアクセスできます。

日帰り可能な山ではありますが、ひたすら木の階段を登る大倉尾根(通称バカ尾根)コースや、ヤビツ峠から一ノ塔~ニノ塔~三ノ塔とアップダウンを繰り返す表尾根縦走コースなど、レベルアップに最適。体力に自信がついたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

日帰り登山の魅力/編集後記

テレワークも浸透しつつあり運動不足が懸念されています。日帰り登山はコースにもよりますが適度な運動としてもおすすめです。電車やバスでアクセスできる登山スポットは今回紹介した山以外にもたくさんありますので、運動不足の解消の一つとして楽しんでみてはいかがでしょうか。


▼日帰り登山を楽しめる本


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