登山のもしもに備える非常食。行動食との違いや適切な食料とは | 山ハレ鳥トケ

登山のもしもに備える非常食。行動食との違いや適切な食料とは

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登山のもしもに備える非常食。行動食との違いや適切な食料とは

登山やハイキングの食料は、みなさんはどのくらい持っていきますか?

「その日食べたい分を持っていく」という答えがかえってきそうですが、それだけだと少し不安かもしれません。なにかアクシデントがあった時、手持ちがその日の行動食だけだとしたら、すぐに無くなってしまいますよね。

そんなときに非常食があればどうでしょう。備えがあると心強く、安心して登山する事が出来ます。



登山には行動食のほかに非常食も必要

登山のもしもに備える非常食。行動食との違いや適切な食料とは

登山ではいつも無事に下山できるとは限らない

自然の中を歩く登山では、ちょっとしたアクシデントで予定通りの行動ができなくなってしまうことがあります。

例えば、地図の読み間違いで道に迷ってしまったり、天候の悪化で動けなくなったりするかもしれません。あまり考えたくはありませんが、登山中にけがをすることもあるでしょう。

そして、あっという間にあたりが暗くなってしまうのが山の怖いところです。たとえヘッドライトを持っていたとしても、暗がりの登山道を下山するのはとても危険です。そんな時は無駄に動かず、安全な場所でじっとしているのがベストでしょう。

このように予定通り下山できないこともあるので、計画の段階でもしもの事態を考えておくことはとても重要です。

万が一のときは非常食が貴重なエネルギー源に

万が一の時にあたりが暗くなってしまったら、仲間がいたとしても心細いですよね。

非常食を口に入れることができれば、安心できるのではないでしょうか。落ち着きを取り戻したら、自分の置かれた状況を冷静に判断することができるに違いありません。

ただの道迷いで暗くなってしまったのなら、翌朝明るくなってから正しい登山道をさがせば良いのです。また、動けない程のけがを負ってしまったとしたら、その場で救助が来るまで待ちましょう。

気力と体力は夜の寒さでどんどん奪われていきますが、非常食があれば持ちこたえられます。ザックの隅に入れていた非常食が、救助を待つ間の貴重なエネルギー源になるのです。

登山に持っていく非常食の選び方

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保存性に優れた高カロリーなものを選ぶ

非常食は非常時の貴重なエネルギー源になりますので、できるだけ高カロリーなものを選びたいですね。なるべく消化器官に負担をかけないもの、糖質のようにすぐエネルギーに変わってくれるものがよさそうです。

非常食を食べなかった場合は下山するまで持ち歩くということなので、重くて賞味期限の短いものは向いていません。軽くて、長期保存できて、高カロリー、これが非常食の必須条件です。

カロリーメイトやソイジョイ、甘いクッキーのようなものは手に入れやすいのでおすすめです。そのほか高カロリーなドライフルーツやナッツ類、魚肉ソーセージなども向いていますので、組み合わせて用意できれば安心ですよね。

非常食は1週間分用意するとベスト

非常食をどのくらい用意したらよいのでしょうか。過去の救助例から考えると、非常食が1週間分あれば理想的でしょう。

ただ、1週間分の非常食を毎回持ち歩くのは思ったより大変です。例えばカロリーメイト1袋を1日分とすると7日で7袋。1週間分の非常食はかなりの重さになります。

重い荷物は体力を消耗してしまうので注意が必要です。たくさんの非常食を持っていれば確かに安心ですが、自分の体力を考えた上で非常食の量を決める必要があります。

とはいえ非常食の量が命の分かれ目になるかもしれないので、できるだけ長期間命を繋ぐことのできる非常食を工夫して用意したいものです。

登山で使わなくても日常の非常食としても有効

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非常食は災害時の備蓄用食料としても使える

最近は異常気象などで災害を身近に感じることが増えたので、日頃から非常用の食料を用意している方も多いと思います。非常用食料のなかには、登山の非常食に使えるものも多いです。

例えばアルファ米は、軽量で長期保存でき、食べるときは水を入れるだけですからとても便利です。そもそも登山用の非常食と災害時の非常食、大きな違いはないかもしれません。どちらもガスや水道、電気が使えない状況を考えて作られているのですから当然でしょう。

登山用品店で売っている携帯用の食料は、災害用非常食として一般的に売られているものばかりです。登山用に買っておいた食料を災害時にも使えるということなので、一石二鳥ですよね。

非常食は登山の「保険」と考える

非常食は万が一の保険として持っていくもので、非常時でなければ手を付けないのが当たり前です。行動食の予備ではないと意識しましょう。

もし行動食と非常食の区別が曖昧でつい食べてしまったとしたら、いざというときに食料が何もない!なんてことになり兼ねません。通常の登山で手を付けてしまうようであれば、それは行動食などの食料が足りなかったのでしょう。持っていく食料の量を見直したほうが良さそうです。

このように非常時を意識して食料を用意できるようになれば、途中で行動食が足りなくなることも、多すぎて荷物が重くなることもなくなります。

非常食を持って帰る登山を続けることができれば、「保険」をいつも用意しているのと同じことになるでしょう。

まとめ

非常食を使わないで下山できる事が一番ですが、登山では万が一の事が起こり得る事があります。そんな時に命を救ってくれる重要なものという事を頭に入れて、忘れずに準備しましょう。

今はご飯ものだけでも、カレーやピラフなど味の種類もたくさんありますので、選ぶのも楽しみの一つですね。

登山の緊急時に必要なものをまとめた記事もチェックください。

▼登山に役立つ非常食

▼山のエマージェンシー

▼山ハレ鳥トケ編集長の里山トラベル

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